
フィッシングボート種類と買取査定のポイント
フィッシングボートといってもその種類・用途は様々です。
今回のコラムではフィッシングボートの種類と買取査定のポイントを紹介します。
和船タイプ
20ft前後のものから30ft以上のものまで幅広いサイズが存在しています。
使用目的も多様で、個人での釣りや漁業だけでなく大人数を乗せた遊漁船などにも利用されています。
広々としたバウデッキが最大の特徴です。操船しながらの釣りも可能なため単独での釣りに最適だといえます。
コンソール位置(操縦席)などがオーダーメイドできる船が多いため、利用目的が極端に限定されるオーダーメイドの場合は査定金額にも影響を及ぼします。


例:YAMAHA BayFisher-23、YAMAHA Wシリーズなど
ハードトップタイプ
20ft前後から30ftまでに多く見られる種類で、操縦席には屋根があり、物入程度の小さなカディがあるのが特徴です。
レジャー目的で使用され、カディではトイレや仮眠などをとることができます。
エンクロージャーやリアカバーを用いることでクローズドキャビンのような利用も可能となります。
和船タイプ同様、操船しながらの釣りが可能となっています。


例:YAMAHA YF-23、FAST26など
クローズドキャビンタイプ
26ft以上で多く見られる種類で、25ft以下ではモデルが限定されるため需要が非常に高い種類です。
キャビンでは雨風の影響を受けない他、クルーザーのように船中泊も可能になります。
他の種類とは異なり、メインステーションで操船しながらの釣りができないため、2ステーション(キャビン外での操縦)仕様が広く取り入れられています。
操船がメインステーションのみか2ステーション仕様であるかは査定金額に大きな影響を与えます。


例:NISSAN サンキャット26、YAMAHA UF-26など
上記のようなフィッシングタイプは全国各地で需要が高いボートです。
需要高いため相場も下がりにくい傾向にあります。
しかしながらコロナ禍以降、ボート自体の需要が減少傾向にあるためこのコラムを読んでいただいている今が最も最高値で売却できるチャンスであるといえます。