
高価買取につながる日々のメンテナンス方法
船体・エンジンの寿命は日々のメンテナンスで決まるといっても過言ではありません。実際に定期的なメンテナンスによって一般的なエンジン寿命より倍以上伸びているケースもあります。
今回は、高価買取査定につながる日々のメンテナンス方法を紹介していきます。
エンジン編
アノード(防蝕亜鉛)の交換
エンジンは鉄・ステンレス・アルミなど様々な金属部品で作られています。
金属は海水(塩)の影響により腐食を起こします。そこでエンジン本体の腐食を防ぐためにアノードが取り付けられています。アノードを定期的に交換することでエンジンやラダーなどの金属部品の腐食を防ぎましょう。


フラッシング
船外機の使用後は真水でのフラッシングを行う必要があります。
船外機に真水を通し塩分を取り除くことで船外機内の錆びを防ぐことができます。
フラッシングデバイス付きのモデルであれば水上でも冷却通路の洗浄が可能です。
船底編
船底塗装
係留保管の場合は船底塗装を行い、貝や藻などの海洋生物の付着を防ぐことが一般的です。
貝や藻などの付着は船速や燃費に大きな影響を与えます。

また船底塗装が剥がれ、効力が落ちてから貝が付着した場合は船底に直接傷がつくことに繋がります。
船底塗装は最低でも1年に1回は行うように心がけてください。
時間やコストに余裕がある場合は2回行いましょう!
まとめ
上記のようなメンテナンスを行なえば、船体のより良い状態を継続することができます。
定期的なメンテナンスはもちろん大切ですが、1週間、少なくても2週間に1度はエンジン始動・乗船を行なうことが最も重要です。